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和歌が詠まれた地.bot : 2015/01/11

2015年01月11日

Posted by metabirds Botbird

【伊勢神宮】神風やとよみてぐらみなぎくしで かけて仰ぐといふもかしこし〔詞書:大神宮の歌の中に〕(太上天皇:新古今1876神祇哥)
【猪名野】しなが鳥猪名野をゆけば有馬山 ゆふ霧立ちぬ宿はなくして〔詞書:題しらず〕(讀人しらず:新古今910羈旅哥)
【龍田姬】龍田姫たむくる神のあればこそ 秋の木の葉のぬさと散るらめ〔詞書:秋のうた〕(兼覽王:古今298秋哥下)
【桂川】久方の中なる川の鵜飼舟 いかに契りて闇を待つらむ〔詞書:千五百番歌合に〕(藤原定家朝臣:新古今254夏哥)
【宇治橋】山城國の歌枕。橋が架けられたのは、相當古いと傳はる。
【長柄橋】ふるゝ身は涙の中に見ゆればや 長柄の橋に誤たるらむ〔詞書:御返し〕(伊勢:後撰1118雜哥壱)
【熊野本宮大社】紀伊國。家都美御子大神を祭神とする社。熊野詣と呼ばれるやうに、古代から篤い崇敬を集めてゐる。貴族の参拝も多いことから数多くの歌が詠まれた。
【逢坂】逢坂の關の岩角踏みならし 山立ち出づる桐原の駒〔詞書:少將に侍りける時、駒迎へにまかりて〕(大貳高遠:拾遺169秋哥)
【高砂】かくしつゝ世をやつくさむ高砂の 尾上に立てる松ならなくに〔詞書:題しらず〕(讀人智らず:古今908雜哥上)
【羽束師の森】山城國。羽束師坐高御産日神社境内の森。「恥ずかし」の意で用ゐられる。

Posted by 橘右 at 15:00