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和歌が詠まれた地.bot : 2015/01/06

2015年01月06日

Posted by metabirds Botbird

【笠取山】雨降れど露もゝらじを笠取りの 山はいかでかもみぢ染めけむ〔詞書:秋のうたとてよめる〕(在原元方:古今261秋哥下)
【明石】海人小舟とま吹き返す浦風にひとり明石の月をこそ見れ〔詞書:明石浦をよめる〕(俊賴朝臣:新古今1602雜哥中)
【五幡】忘れなむ世にも越路の歸山いつはた人に逢はむとすらむ〔詞書:題しらず〕(伊勢:新古今858離別哥)
【龍田山】立田山あらしや峯によわるらむ渡らぬ水も錦絕えけり〔詞書:百首歌たてまつりし時〕(宮內卿:新古今530秋哥下)
【難波】浦わかずみるめ刈るてふ海人の身は なにか難波の方へしも行く〔詞書:平定文がもとより、難波の方へなんまかる、といひ送りて侍りければ〕(土左:後撰553戀哥壹)
【春日山】雙葉よりたのもしきかな春日山 木高き松の種ぞと思へば〔詞書:藤氏の産屋にまかりて〕(能宣:拾遺267賀哥)
【手向山】たむけにはつゞりの袖も切るべきに 紅葉にあける神やかへさむ〔詞書:朱雀院の奈良におはしましたりける時にたむけ山にてよみける〕(素性法師:古今421羇旅哥)
【逢坂】ゆき歸り來ても聞なかむ逢坂の 關にかはれる人もありやと〔詞書:又女のつかはしける〕(讀人しらず:後撰983戀哥伍)
【賀茂の社】足引の山ゐにすれる衣をば 神に仕ふるしるしとぞ思ふ〔詞書:右大臣恆佐家屛風に、臨時祭かきたる所に〕(貫之:拾遺1149雜秋哥)

Posted by 橘右 at 15:00