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和歌が詠まれた地.bot : 2015/01/03
2015年01月03日
Posted by metabirds Botbird
【鳥羽】惜しめども常ならぬ世の花なれば今はこの身を西に求めむ〔詞書:鳥羽殿にて、花の散りがたなるをご覽じて、後三條内大臣にたまはせける〕(鳥羽院御歌:新古今1465雜哥上)
【大井川】高瀨舟しぶくばかりにもみぢ葉の流れてくだる大井川かな〔詞書:大井川にまかりて、落葉滿水といへる心をよみ侍りける〕(藤原家經朝臣:新古今556冬哥)
【三笠山】あやしくも我濡衣を着たるかな 三笠の山を人に借られて〔詞書:同じ少將かよひ侍りける所に、兵部卿致平の親王まかりて、少將の君おはしたりといはせ侍りけるを、後に聞き侍りて、かの親王のもとにつかはしける〕(藤原義孝:拾遺1191雜賀哥)
【筑波嶺】つくばねの木のもとごとに立ちぞ寄る 春のみ山のかげを戀つゝ〔詞書:みこの宮のたちはきに侍りけるを、宮づかへつかうまつらずとてとけて侍りける時によめる〕(宮道潔興:古今966雜哥下)
【春日野】春日野に若菜つみつゝ萬代を 祝ふ心は神ぞ知るらむ〔詞書:内侍のかみの、右大將藤原の朝臣の四十の賀しける時に、四季のゑかけるうしろの屏風にかきたりけるうた〕(素性法師:古今357賀哥)
Posted by 橘右 at 15:00