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和歌が詠まれた地.bot : 2014/12/25

2014年12月25日

Posted by metabirds Botbird

【御輿岡】みこし岡幾十の世々に年をへて けふの行幸を待ちて見つらむ〔詞書:おなじ御時、北野の行幸にみこし岡にて〕(枇杷左大臣:後撰1132雜哥貮)
【住吉】待つ人は心ゆくとも住吉の里にとのみは思はざらなむ〔詞書:大貳三位、里に出で侍りにけるを聞こしめして〕(後冷泉院御歌:新古今1607雜哥中)
【水莖岡】水くきの岡のやかたに妹とあれと 寢ての朝けの霜の降りはも〔詞書:みづくきぶり〕(讀人智らず:古今1072大哥所御哥・神遊びのうた・東哥)
【入佐山】梓弓入佐の山は秋霧の あたるごとにや色まさるらむ〔詞書:題しらず〕(源宗于朝臣:後撰379秋哥下)
【齋院】かりにとて來べかりけりや秋の野の 花見るほどに日も暮れぬべし〔詞書:齋院屛風に〕(よみ人しらず:拾遺163秋哥)
【須磨】須磨の海人の浪懸け衣よそにのみ聞くはわが身になりにけるかな〔詞書:題しらず〕(道信朝臣:新古今1041戀哥壹)
【宮城野】白露はおきにけらしな宮城野のもとあらの小萩末たわむまで〔詞書:題しらず〕(祝部允仲:新古今1566雜哥上)
【初瀬川】初瀬川ふる川野邊に年をへてまたもあひ見むふたもとある杉ふたもとある杉〔詞書:題しらず〕(讀人智らず:古今1009雜體)
【龍田山】白雲の龍田の山の八重櫻いづれを花と分きて折りけむ〔詞書:八重櫻を折りて、人のつかはして侍りければ〕(道命法師:新古今90春哥上)
【吉野山】ふるさとは吉野の山し近ければ ひと日もみ雪降らぬ日はなし〔詞書:題しらず〕(讀人智らず:古今321冬哥)

Posted by 橘右 at 15:01